2023年、4月。
次男の入園式がありました。
去年の10月からプレで通っていたので特に心配することもなく、サラっと入園式を迎えられると思っていたのですが……。
長男の陰に隠れていた次男の繊細さに気づかされた、新生活の様子について。
「プレ→年少」の理解が難しい……
2人が通っている幼稚園では、満3歳児でも“年少クラス“に入園してきます。
年少の子たちと同じクラスで、同じ活動を行うため、”プレ感”はほぼありません。
そのため、次男は「自分は年少さん」と認識し、みんなと一緒に「次は年中さんなる!」と思っていました。
なかなか「もう一度”年少”をする」ということが理解できない次男。
同じクラスの子たちも年中になるのだから、自分も年中になると思うのはごく自然なこと。
そもそも3歳児に、これを理解させるのは無理ですよね……。
何度か説明を試みるも、結局「もう一度年少さん」ということを理解できないまま、入園式の前日。
「明日は入園式にいきます」
「にゅーえんせき?」
「そう、入園式ね。 長男は、ばーばとお留守番。次男は、ママとパパと一緒に幼稚園に行きます」
「長男は?次男だけ?パパとママも幼稚園いくの?」
何度も、同じ質問を繰り返す。
「明日は、にゅーえんせき?」
「次男だけ幼稚園?パパとママと一緒?」
「長男は、バーバとお留守番?」
理解しきれないときは、整理するために同じようなことを何度も聞いてきます。
「△△組のお友達は、年中さんになります。
次男と●●ちゃん(プレの子)は、もう一回年少さんだよ」
次第に、次男の顔が曇りだす。
「……幼稚園、行かない……」
言葉で理解させるには、これ以上は限界でした。
ぶっつけ本番、明日の式の中で感じ取ってもらうしかない。
そして、迎えた入園式当日。
長男の一言で、次男はパニックに__。
裸足で挑む入園式
朝起きてから、終始「△△組がいい。〇〇組いややぁ……」と繰り返す次男。
気持ちを受け止め、共感の言葉を繰り返すも、次男の表情は晴れません。
制服には着替えるも、しきりに「幼稚園に行きたくない」と訴えてきます。
そんな次男に向かって、長男が