2024年2月末に、特別支援教育に携わる先生の講演会にいったときのメモです。あくまでもざっくりメモ。
細かいことは言えませんが、普段は学校の先生相手の講演が多いそう。先生は大学の「特別支援センター」で、主に発達障害の子の授業や就職支援をしているそうで、ご自身もADHDのお子さんがいるとのこと。
主に小学生の母親向けで、発達障害のある子の関わり方(学習面・学校生活)についての内容でした。とても面白く、うんうんと納得させられることばかりでした。
私が講演を聞いて学んだこと・考えたことのアウトプットです。
ときどき過激な発言が含まれていますが、あしからず。
- 見え方は人によって違う
- わからないは不安
- 生まれ持ったものは自覚しづらい
- 大切に育てるとは
- ASDの子を育てる母は天才
- 親は子どもにご機嫌でいてほしい
- 自分が安心するための声掛けをしない
- 自己調節機能
- 子どもの脳の発達は時間がかかる
- 高校生から道が開かれる
- ASD長男のことで質問
見え方は人によって違う
いくつか錯視絵(木に見えるけどよく見ると人だったり、ただの風景だけどよく見ると赤ちゃんだったり)を見せながら「人によっては見え方が違う」「こう見えると教えられて初めて見える人もいるし、それでも見えない人もいる」。
→人それぞれ見え方は違うのに、「なんで見えないの?」「みんな見えてるでしょ」と責められると、「見えない自分が悪い」「もう怒られるのが嫌だ」
→「見える」と嘘をついてしまう
間違ったことを責めない、間違ってもいい学級の雰囲気が大切
わからないは不安
視覚だけじゃなくて、聴覚に苦手さを抱える子もいる。
知的発達に遅れがなくても、入口(視覚や聴覚)に課題があれば、正しい情報が入ってこない。正しい情報がはいってこれば正しく処理ができるのに、間違った情報がはいってきてしまうから「わかっていない子」になってしまう。
周りの子たちはわかっているのに、自分だけがわからない状況
→不安いつもこの不安にさらされるのが”学校”という場所。
安心できる場所でないと、落ち着いて学習なんてできるわけがない。とにかく安心できる環境を作ってあげなきゃ。