おまめ note

自閉症児ママによる、自閉症児ママのためのブログ

自閉症長男、就学までの記録⑨|入学に向けて怒涛の面談祭

「自閉症長男、就学までの記録」の最後の記事です。

無事に幼稚園を卒園しまして、寂しさより圧倒的な解放感を感じている中、ついに迫ってきた入学式。

小学校生活に向けて、1年ぶりの発達検査を受け、幼稚園の担任の先生、療育の先生、小学校の支援コーディネーターの先生と面談祭りだワッショイ!をしてきました。

8000文字超えの最大ボリュームです……!!

就学前の発達検査の結果と発達外来

1年前に発達検査をうけたときに、「もう発達検査を受ける意味はないのかもしれない」と感じました。

この時の検査の結果は、軽度知的に値する数値だったのですが、本当はできる課題でも環境や本人の気持ちの問題で発揮できないことがよくあり、それが検査には反映されないからです。

1つの課題をクリアするかしないかで数値が大きく変わるK式発達検査では、長男の特性は測りきれない。あと、K式受けすぎているので、良くも悪くも検査慣れしてしまっているんですよね……。

WISCなどの知能検査を受けられるようになるまでは、療育手帳の更新以外での”発達検査”はもう不要かなと思っていました。

※有料記事です

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が、年長になってから「ルールや約束を守ろうとする様子」が見られるようになり、以前に比べて柔軟さもでてきたことから、「今検査をしたら、ちゃんと能力を発揮できるかもしれない」と思い、就学前に発達検査を受けました。

主治医からも「これから先も特性自体はかわることはないでしょう。でも、ルールは守る子なので、一つずつルールを増やしていき適応度を高めていくことはできる」と言われており、本当にその通りでした。

ルールと言っても大げさなものではなく、検査の前に「わざと間違えません」という約束をしただけのことなんです。検査が終わったら「ラーメン食べに行こう」とご褒美も呈示しました。

本人からも「ママと一緒だったら頑張れる」と言ってくれ、私が一緒に検査に同伴したことでこのルールの効果が発揮されました。これまで親子で積み上げてきたものが、やっと、やっと!報われた気がしました。

6歳4ヶ月、新版K式発達検査の結果は……

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